サンタルーデス【サイパン】 | HIS【THE運】世界のパワースポット特集

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聖水として崇められているサイパンのパワースポット!サンタルーデス -平和・心願成就・浄化-

「サンタルーデス(マリア様の祠)」は、戦時中に信仰の自由を奪われたカトリック信徒が日本軍の目を盗んで、信仰を守り続けてきた祠です。祠前の井戸から湧きあがるサイパンでは珍しい真水は、「聖水」として崇められています。

サイパンの森の中にあるサンタルーデス

サンタルーデス(イメージ) サイパンのガラパンから、クロスアイランドロードを車で約20分ほど行くと、森の中の祠「サンタルーデス」にたどり着けます。
第2次世界大戦中、旧日本軍の支配下にあったサイパンでは、神道教育が徹底されていて他の宗教は認められませんでした。しかしサイパンの人々は元々キリスト教の信者が多く、厳しい日本軍の監視の目を逃れるため、森の奥深くひっそりとした洞窟を祠とし、そこに聖母マリア様の像を隠し密かに祀ったそうです。
うっそうとした木々に抱かれ守られているような祠に祀られているマリア様は、静寂の中に凛とたたずんでいらっしゃって、静かな優しさに満ちています。サイパンの人々は、監視の目を恐れながらも、マリア様に平和と終戦を一心に祈っていたそうです。
現在でも、地元のカトリック信者の方々から、厚い信仰を寄せられている場所です。旧日本軍の圧政から隠された「サンタルーデス」ですが、その近くには支配していた側の旧日本軍の戦没者たちを慰霊する場所もあります。こうした状況を見ると、つくづく戦争は両者にとって悲劇でしかなかったのだと痛感してしまいますね…。

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サンタルーデス(イメージ) 「サンタルーデス」は、ジャングルのような森の中にあります。下界の喧騒から切り離された空間は、むせかえるような緑と静寂に包まれて独特の空気感があります。祈りの場所にふさわしく、「サンタルーデス」に入りその正常な空気に触れると、日常から解放され心が穏やかになっていくようです。
また、マリア様の祠の前には、一つの井戸が存在します。平地でのサイパンの水事情というのは、どうしても塩分濃度が高く良いとは言えません。しかし、このマリア様の足元から湧き出ている井戸の水は、高台という位置のためかサイパンには珍しく真水で飲むことが可能なのです。
地元の信者の方々からこの井戸の水は「奇跡の聖水」「神の水」として、マリア様の祠とともに大切にされています。この井戸の水は、観光で訪れた人も飲むことができますので、「サンタルーデス」を訪れた際にはぜひ一口飲んでみてはいかがでしょう?湧き水というと冷たい印象がありますが、こちらは常温だそうですよ★

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