東西交流の歴史を凝縮した奇跡の街古都トレド
スペインに1日しかいないならトレドへ
トレドは三方をタホ川に囲まれた小高い丘のある町。1561年に首都がマドリッドに移されるまで、首都として数多くの支配者に統治されてきた。16世紀の画家、エル・グレコが愛し、数多くの作品がいたるところに残る芸術の町でもある。
「スペインに一日しかいないならトレドへ」と言われるほど見所が集中している。イスラム様式とキリスト様式が融合しあった、世界的にも貴重な建築物が数多く見られるほか、町全体は迷路のような細い路地によって結ばれている。路地裏に残る小さな教会やアラブ風の城壁を、トレド名物の甘いパン「マサパン」を片手に散策してみよう。
遺産データ
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- 登録名
- 古都トレド
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- 種別
- 文化遺産
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- 登録年
- 1986年
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- 国名
- スペイン
アクセス
マドリッド・アトーチャ駅からアヴェ(AVE)で約30分。バスで約1時間15分。鉄道駅前からソコドール広場までバスで約10~15分。鉄道駅からアルカサルまではバスで約10~15分。