セビージャの大聖堂アルカサルとインディアス古文書館
イスラムとキリストの融合
数々の有名なオペラの舞台ともなっているセビージャのシンボルは、1402年の着工から120年あまりで完成された大聖堂。世界で3番目の大きさを誇る。イスラム教とキリスト教が融合したムデハル様式と呼ばれるスペイン独自の特徴に、ゴシック様式やルネサンス様式など様々な文化が交じり合う。
「現実の世界を超越した建造物」といわれるアルカサルは、君主が交代するたびに当時の流行や趣味で改装が繰り返されたため、ちぐはぐな様式が混在した独自の宮殿となった。また、インディアス古文書館では、大航海時代に世界に勢力を拡大した大国スペインの歴史をひもといてみよう。
遺産データ
-
- 登録名
- セビージャの大聖堂、アルカサルとインディアス古文書館
-
- 種別
- 文化遺産
-
- 登録年
- 1992年
-
- 国名
- スペイン
アクセス
マドリッド・アトーチャ駅からスペインの高速列車アヴェ(AVE)で約2時間30分。バスで約6時間。