アフリカの大自然に触れるンゴロンゴロ保全地域
世界最大の“自然の動物園”
スワヒリ語で「巨大な穴」を意味するンゴロンゴロ。面積は8,288平方km、東西19km、南北16km、におよぶ、崖に囲まれた火山のカルデラの中には、森林や湖、草原などの多様な自然があり、多くの種類の野生動物たちの棲家になっている。また、絶滅寸前の野生動物たちの貴重な保護区ともなっている。外輪が山に囲まれていることによってクレーター内は乾季の影響を受けず、年間を通して水と緑に恵まれ、周囲からは閉ざされたクレーター状になっているこのサバンナの中で、約25,000頭の動物たちは外へ出ることなく一生を過ごす。
獲物を狙うライオンやチータ、群れを成して逃げる動物たちなど、その生活はいつかテレビで観た野生の王国そのもの。水辺にはフラミンゴの群れも観察でき、湖一帯がピンク色に染まる光景は圧巻。この地域と隣り合うセレンゲティ国立公園(ここも世界遺産に指定)と境を接する草原地帯では、約400万年~150万年前の最古の人類といわれるアウストラロピテクスの化石人類が発見されている。
遺産データ
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- 登録名
- ンゴロンゴロ保全地域
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- 種別
- 自然遺産
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- 登録年
- 1979年
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- 国名
- タンザニア
MAP
アクセス
日本から空路ナイロビへ。直行便がないので中近東や欧州を経由。ナイロビ発サファリツアー有。現地旅行会社にサファリツアー有。