不思議なとんがり屋根の街アルベロベッロ
トゥルッリのユニークな家並みで有名
オリーブ畑が広がる南イタリアの農村地帯、約450m四方の土地に1,500軒ものとんがり屋根と白い壁の家が密集する街、アルベロベッロ。 これらはトゥルッリと呼ばれる、平たくした石灰岩を積み上げ、壁に石灰を塗った住居群。この地に移住してきた貧しい農民により16世紀半ば頃建てられた。納税を逃れるため、すぐに屋根を壊して「家ではない」と主張することができるよう、このような造りにしたという説が有力。一般の人が生活している住宅街でもあるので、観光の際は配慮を忘れずに。
遺産データ
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- 登録名
- アルベロベッロのトゥルッリ
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- 種別
- 自然遺産
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- 登録年
- 1996年
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- 国名
- イタリア
アクセス
空路にてローマまたはミラノ経由バーリへ。バーリ空港から市街へは空港バスで30分。約9km。バーリ市街よりアルベロベッロまでは、列車で約1時間20分~40分。