青空にそそり立つ白亜の霊廟タージマハル
イスラム建築の至宝
タージマハルは、今から約350年前、インドを支配していたムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンが、王妃ムムターズ・マハルの死を悼み17年をかけて建てた霊廟。
まぶしい白い大理石でできた霊廟には、天上の楽園に咲き乱れる花を連想させる花の紋様が、翡翠、水晶、トルコ石、サファイア、などの貴石で施されている。建物の前にある長さ約300mの池に映る姿もタージマハルの魅力の1つ。観光は日の出時間からできるが、月下におかれると一層その美しさが増し、特に満月の夜の妖しい美しさは、この世のものと思えない凄みを感じさせる。
遺産データ
-
- 登録名
- タージ・マハル
-
- 種別
- 文化遺産
-
- 登録年
- 1983年
-
- 国名
- インド
MAP
アクセス
1度は見たい世界遺産ランキングに常に上位に入る、憧れのタージマハルは、アグラにある。アグラへのアクセス方法をご紹介。
飛行機では、成田からデリーまで約11時間(エア・インディア利用の場合)。別途国内線で約40分でアグラに到着。
電車では、デリーから所要約2時間。
バスでは、デリーから約5時間。