万里の長城

世界遺産

人類史上最大の建築万里の長城

万里の長城

世界の古代建築の中で最も壮大な万里の長城

西端の嘉峪関(かよくかん)から東端の「山海関」まで総延長は6,352km、実に北海道から沖縄まで日本列島を囲む距離だ。長城は北方騎馬民族の侵入を防ぐ為に、紀元前7世紀の中国各国で築かれていた。約2,200年前に中国を初めて統一した秦の始皇帝が各国の皇帝をつないで 現在の長城の基礎を作った。
現在の形になったのは14世紀・明の時代。約2,000年にわたり、数百万人の農民たちと30万の兵士、膨大な量の煉瓦と石とで造られた、気の遠くなるような壮大なプロジェクトだ。
アクセスしやすいポイントは、中心地から2時間程度で行ける北京市内の長城。観光コースが整備されているのは「八達嶺(はったつれい)」。馬5頭が横並びで通れていたという幅6mの長城を歩き悠久の歴史に想いを馳せよう。途中にある「明の十三陵」は13人の皇帝と23人の皇后、1人の貴妃が眠る陵墓があり、見学も可能。「慕田峪(ぼでんよく)」は変化に富んだ景観をロープウェイの上から眺めることができる。

遺産データ

  • 登録名
    万里の長城
  • 種別
    文化遺産
  • 登録年
    1987年
  • 国名
    中国

アクセス

  • 八達嶺/バスで「徳勝門」から919路、または 遊1・2・3・4路に乗車。

  • 司馬台長城/バスで「宣武門」「東四十条」より 遊12路に乗車(土日祝のみ運航)。

  • 募田峪長城/バスで東直門長距離バスターミナルより916路バスで「懐柔国際会議中心」へ、 青色のバスに乗り換え。所要時間約30分。

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